ハイクリンボード 健康志向の"せっこうボード"

認定書 財団法人日本建築センター認定取得品


<タイガーハイクリンボード> はせっこうボードの優れた性能を保持したまま、
「シックハウス症候群」 の原因となっているホルムアルデヒドを吸収し、さらに分解して低減します。
クリーンで健康・快適な住空間をみなさまにお届けします。
ホルムアルデヒド分解イメージ図
特徴
1.新築・リフォーム直後や新しい家具などから発生するホルムアルデヒドの低減対策に効
  果的です。
2.物理的に吸着する活性炭などと異なり、ホルムアルデヒドが吸収分解されるため再放出
  されません。
3.タバコの煙に含まれているアセトアルデヒドの低減効果もあります。
4.せっこうボードの不燃性、施工の容易性等の数々の優れた性能をそのまま保持しており
  ます。

表面柄見本

※柄については、地域によって限定されますのでご確認下さい。
性能
合板からのホルムアルデヒドの放散量
Fco(旧F1)やEoと認定されている合板やフローリング、パーティクルボードもホルムアルデヒド
の放散量はゼロではありません。
ホルムアルデヒドの放散量は、温度が上昇すると下図のように飛躍的に増加します。(Fcoなど
の認定には、20℃の測定値が使われています)
直射日光の当たる屋根や外壁は、夏場の日中は非常に温度が上昇し、下地に使用されている
合板などの温度もそれに連れて上昇することになり、壁内でのホルムアルデヒドの放散量も急
激に増加します。

室温とホルムアルデヒドの放散量
ホルムアルデヒド放散量

1.ホルムアルデヒドは、壁を通り抜けます。
密閉容器に試料を入れて、ホルムアルデヒド濃度を継続して測定しました。
ホルムアルデヒド濃度
ホルムアルデヒド低減比較図

2.ホルムアルデヒドはビニル壁紙を通り抜けるのです。
通常の石膏ボードではなく、ハイクリンボードを使用するとホルムアルデヒドは途中で吸収分解
され、通り抜けることが出来ません。

3.ホルムアルデヒドは壁からも天井からも出てきます。
一般の住宅では、壁内部や天井裏の空間は、壁の裏で全てつながっています。
従って、2階床下地や壁下地の合板などから発生するホルムアルデヒドは、天井や壁の全ての
面から出て来ることになります。
壁と天井にハイクリンボードを使用すれば、これを効果的に抑制することが出来ます。
室内イメージ図

4.室内のホルムアルデヒドの低減
家具やフローリングなどから室内に放散してしまったホルムアルデヒドは、壁と天井に使用する
ハイクリンボードの仕上げ材を、水溶性塗料又は通気性のあるクロスにすれば、効果的に低減
できます。
その場合のホルムアルデヒドの低減性能は、部屋の空気を1時間に1回全て新しい空気と入れ
換える換気(1回換気)に相当します。
試験条件:

容器(チャンバー)容量 0.1 (m 3 =0.40ppm
毎時給気量 0.02 (m 3 /Hr)

5.住宅のホルムアルデヒド総合対策
室内のホルムアルデヒド濃度を低減するには
1.合板などはホルムアルデヒド放散量の少ない、Fco、Eoを使用する。
2.十分に換気をする。
3.壁と天井にハイクリンボードを使用する。
4.更に濃度を下げるには、通気性のある仕上げとする。
の4つの対策をお薦めします。
タイガーハイクリンボードの規格・特性
レギュラーType
厚さ サイズ 防火性能 物性
12.5mm 910×1,820mm
910×2,420mm
不燃 第1027号 JIS A
6901
GB−R
9.5mm 準不燃 第2027号
アートType
厚さ サイズ 防火性能 物性
12.5mm 910×1,820mm
910×2,420mm
不燃 第1027号 JIS A
6901
GB−R
9.5mm 準不燃 第2027号
○JAS及びJISにおけるホルムアルデヒド放散量の区分
表 示 記 号 基 準 値
平 均 値 最 大 値
F★★★★ 0.3mg/L 0.4mg/L
F★★★ 0.5mg/L 0.7mg/L
F★★ 1.5mg/L 2.1mg/L
F★ 5.0mg/L 7.0mg/L